読んだ本 2017.6
読んだ本
おそらく抜け有り、思いついた順
『宇宙人の探し方 地球外知的生命探査の科学とロマン』鳴沢真也 幻冬舎新書
https://www.amazon.co.jp/dp/4344983289/ref=cm_sw_r_sms_awdb_SRzwzb4H4E42E
実践的。
『一九八四年』 ジョージ・オーウェル ハヤカワepi文庫
http://www.amazon.co.jp/dp/B009DEMC8W/ref=cm_sw_r_tw_awdl_xL_xUzwzbS2AEHAF
売れてるらしいので。
読む前と読んだ後で世界の見方が変わる本は久々に出会った。
『ハーモニー』 伊藤計劃 早川書房 https://www.amazon.co.jp/dp/B009DEMA1Q/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_EVzwzbFED23AQ
百合ユートピア。
1984の影響強い。
『虐殺器官』 伊藤計劃 早川書房 https://www.amazon.co.jp/dp/B009DEMA02/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_iWzwzb2EXD3YR
重い。虐殺文法は面白い概念。
『美しい星』三島由紀夫 (新潮文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4101050139/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_-WzwzbT7FVNSD
三島由紀夫がUFOにハマってた頃の話。
三島はSF書いても三島だからすごい。
『猫楠 南方熊楠の生涯』水木しげる (角川文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/B00U24A6D0/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_9XzwzbFGQWRGQ
史実なのか盛ってるのか分からないけど、それが水木しげるだし南方熊楠だなぁと。
『ひきこもらない』pha (幻冬舎単行本) https://www.amazon.co.jp/dp/B072N7Q34M/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_nZzwzbRAHRB0P
phaさん太宰とか三島とか読んでて気になる。
『科学の発見』スティーブン・ワインバーグ 文藝春秋 https://www.amazon.co.jp/dp/B01FJFLTSM/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_o0zwzbYW67VCZ
アクの強い本。鋭い本。
『家出のすすめ』寺山修司 (角川文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/B009GPM4C2/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_-4zwzb3SJ8VZT
その名の通り。軽い。
『共同幻想論』吉本孝明 (角川ソフィア文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4041501016/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_a.zwzbC5895JQ
実は読んでなかった。
『実存主義とは何か』サルトル 人文書院 https://www.amazon.co.jp/dp/4409030426/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_b-zwzbC2XAAGH
面白い。
こわい。青空文庫にある。
『利己的な遺伝子 <増補新装版> 』リチャード・ドーキンス 紀伊國屋書店 https://www.amazon.co.jp/dp/4314010037/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_V8zwzbPBDDQZQ
猫町倶楽部の課題本。
今更だけど読んでおいてよかった。
『精子戦争 性行動の謎を解く』ロビン・ベイカー (河出文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/B01GCNU7IS/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_F7zwzbVSW12CQ
利己的な遺伝子に絡んで。
『翔太と猫のインサイトの夏休み―哲学的諸問題へのいざない』永井均 (ちくま学芸文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4480090924/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_p6zwzbNBEGY61
これも猫町倶楽部の課題本。
哲学入門本としては最高。
3月に手に入れた『サピエンス全史』がまだ読み終わらない。
フリーメイソンのオープンハウスに行ってきたよ
東京タワーがそびえ立つ六本木、普段は美術館に行く以外はなかなか訪れる機会のない場所ですが、今回は特別なイベントのために足を運びました。
ここには東京グランロッジというフリーメイソンの日本支部があり、今日はオープンハウスという一般公開イベントが開催されています。
公式サイトからの公募で、無料で誰でも入れるとのことで、30人の枠に200か300人の応募があったらしいです。定員を拡げたのか、実際は60人〜70人いましたね。
ちょっと厳重なIDチェックを済ませて中に入ると、まず玄関ホールのステンドグラスに驚かされます。
そして「こちらに整列してください」と案内された先頭にはフリーメイソンマークが上部に取り付けられた錫杖のようなステッキ?を持った男性がいます。雰囲気抜群です。
錫杖を掲げた男性に導かれ地下2階まで降ります。
階段の踊り場にもよく分かんない絵画。
そして地下2階のブルーロッジと呼ばれる講堂のような部屋に通されます。
集まった人々を見ると30代から40代の日本人男性が半数以上です。外国人もチラホラ。
フリーメイソンは女性は入れないのですが、私を含め女性も何人かいましたね。
まず天井を見上げて驚く。星が散りばめられています。カリオストロの城みたいだ。
そして祭壇?のようなもの。
これらの内装に驚いていると、すぐにプログラムの説明が始まります。
まずはスライドを使ったフリーメイソンの歴史や活動内容の講義。
次に過去のグランマスター(日本のフリーメイソンで一番えらい人)のスピーチ。
最後に建物内の見学ツアーです。
最初のスライドを使った講義では、まずフリーメイソンの中の偉い人である高須クリニック院長がTwitterでオープンハウスの存在を呟いたところ予想以上に反響が大きくオープンハウス希望者も増えてしまいましたね、ソーシャルメディアはすごいですね、と言ったジョークで導入。
それから、世間一般というかオカルトマニアの間で広まっているフリーメイソンの誤解を解く解説が始まります。
・フリーメイソンは秘密結社ではない
→日本でそういうイメージがついてしまったが、ただの慈善団体だ。
・フリーメイソンは勧誘を一切しない
→すべて任意です。
・宗教、政治の話は禁止されている
→だからフリーメイソンが世界制服を企んでいる、というのは嘘
・名士や資産家しか入れない。
→入会金と年会費が払える経済状況ならOK
などなど。
ためになりました。
主な活動内容は、
勉強会を開き個人を磨くこと、
炊き出しや被災地支援などのチャリティーなど。
ほんとに慈善団体なんです。
あと、フリーメイソンは信仰心を持たないといけないという規則がありますが、ここでいう信仰心というのは「自分以上の存在を信じるかどうか」ということらしいです。
だから、フリーメイソン入会に際しては、どの宗教かは聞かれません。
超越した何かの存在を信じていたらいいのです。
もしかしたら「イデアを信じています」とかでもいいかも知れません。
さて館内の見学です。
グランマスターの部屋に入らせていただきました。
歴代グランマスターがずらり。
前室のお菓子コーナーにセブンのミルクたっぷりとろりんシューが置いてあります。なんだか現世的です。
甘党のメイソンがいるんでしょうか。かわいいですね。
壁にもよく見るとメイソンのマーク。ディズニーランドの隠しミッキーみたいですね。凝った作りです。
一周して先ほどのブルーロッジに戻ります。
ここではブルーロッジの解説。
青を基調とした室内に、幾何学的なデザインの絨毯、天球儀と地球儀。
幾何学模様に意味があるのかと質問させて頂きましたが、笑顔でお答えできませんとのこと。やはり秘密結社の匂いが…
実は全部メイソンの歴史の中で育まれた深い意味があるらしいですが、メイソンの中でも階級が上の人しか知らないそうです。
ドアノッカーだってこんなんです。
以上でプログラムが終わりです。
みなさんお話上手で気さくな方が多く、楽しく見学することができました。
私見としては、宗教や政治と離れた行動規範や信条の共有の場なのかなと思いました。
フリーメイソンの方も、こういったイベントを通してどんどん発信していきたいとのことで、オープンハウスの内容もTwitterインスタfacebookブログオールOKらしいです。
またそのうち企画があるようなので、興味のある方は、ぜひ行ってみてください。
公式サイト
http://www.grandlodgeofjapan.org/index.html